PPTPクライアントの設定メモ

以下のVPNサーバ設定を行った場合の、クライアント側の設定です。
さくらのVPSでiPhone用の野良WiFi通信傍受対策のPPTPサーバ(VPN)を設定したメモ(CentOS5) - nori_no のメモ

iPhoneでのPPTP設定

[設定] → [一般] → [VPN] にて [VPN構成を追加] で以下のように設定します。

[PPTP] タブを選択


説明: 適当に好きな名前を


サーバ: 設定したPPTPサーバのIPまたはホスト名(DNSが使えなくても使えるように私はIPで設定しています)


アカウント: chap-secrets に設定したユーザ名を設定します。


RSA SecurID: オフのまま


パスワード: chap-secrets に設定したパスワードを設定するか、毎回確認(入力)に。


暗号化レベル: 最大 (「自動」のままでも動きますが、盗聴防止が目的なので気分的に)


すべての信号を送信: オン


プロキシ: オフ

設定を保存して、VPNのスライダをオンにすれば接続します。ロック解除のたびに毎回VPN接続操作を行わないといけないようです(充電中は接続しっ放しになるようですが)。VPN接続中は一番上のステータスバーに[VPN]というアイコンが出るので確認できます。

VPN設定が二つ以上ある場合には、どの構成で接続するか選択できます。

Windows7でのPPTP設定

XPやVistaでもほぼ同じ名前の項目があるはずです。

まずVPNの接続を一つ追加してください。追加後、下記のように設定します。

[全般]タブ


[オプション]タブ

  • お好みで設定してください。「Windowsログオンドメインを含める」のチェックは外してしまってよいと思います。
  • 「PPP設定」ボタン内:デフォルト(「LCP拡張を使う」のみチェック)でよいと思います。


[セキュリティ]タブ

  • VPNの種類」: 「Point to Pointトンネリングプロトコル(PPTP)」を選択。
  • 「データの暗号化」: 「最強の暗号化(サーバが拒否する場合は切断します)」を選択。
  • 「認証」:「次のプロトコルを許可する」で「Microsoft CHAP Version 2(MS-CHAP v2)」の一箇所のみ選択し、あとはチェックを外します。


残りの設定は特に変更する必要はないと思います(デフォルト)。